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期待していたトラックボールです。
Kensingtonのトラックボールをいくつか価格ドットコムでお気に入り登録していたのですが、本製品の価格が大きく下がったのでこちらのモデルを購入しました。
過去に使用したトラックボールでボールが大きい方が使いやすい感覚があったので直径55mmのボールの本製品には多いに期待していました。
有線、無線2.4GHz、Bluetoothでの接続が可能です。
エレコム M-DT2DRBKを利用した時とは現象が違うのですが同じ原因で上手く動かない部分がありました。
私はKVMスイッチ(CPU切替器)を使って複数のPCを切り替えながら使っています。 本製品もKVMスイッチに接続しました。
エレコム M-DT2DRBKの時のようにマウスカーソルが動かない等のような現象は起きなかったのですが、設定の変更が出来ませんでした。
本製品は「KensingtonWorks」と言うソフトを使ってボタンの割り当てやポインタの移動速度を変更出来るのですが、何度やってもボタンの割り当てが変更出来ませんでした。
これは有線接続でも無線接続でも変わり有りませんでした。
もしかしたらと思い、PC本体に直接接続してみたところ無事に変更する事が出来ました。
KVMスイッチも古い物なので、そのうち新しい物に買い換えると思うので、その時にどうなるか試してみたいと思います。
設定の変更が出来ないだけでデフォルトの設定では問題無く動くので、有線でメインPCと接続し、無線USB受信機をKVMに取り付けています。
本製品には4つのボタンが付いているのですが、左上が「中央クリック」右上が「戻る」左下が「左クリック」右下が「右クリック」に割り当てられています。
他のマウスなどと同様に「進む」ボタンが欲しかったので、左上を「進む」に変更しました。
ちなみに「KensingtonWorks」では「進む」「戻る」が「フォワード」「バック」と言う名称になっています。
ボタンは4つだと書きましたが、2つのボタンを同時に押す操作に機能を割り当てる事が出来ます。つまり8個の機能が割り当て可能になっています。
なお、他のマウスやトラックボールに付いているスクロールの為のホイールボタンはありませんが、ボールを水平方向に回転させてやると上下にスクロールする事ができます。
Kensingtonのトラックボールにはこの水平回転では無く、ボールの周りにリング形式になったホイールが付いている物があります。
ホイールの方がはっきりとスクロールしているのが分かるだろうと思い、この水平回転は操作的にどうなのだろうと若干の不安がありました。
いざ使用してみると、水平回転させた時にまるでホイールを回しているような小さな音がして、はっきりとスクロールさせている事が分かり使いやすいと思いました。
まあ、たまに水平に回しているつもりが少し斜めになってマウスカーソルが移動する事もあったのですが、これは直ぐに慣れました。
右回転、左回転でどちらを上スクロールにするか下スクロールにするかも「KensingtonWorks」で変更可能です。
もちろんスクロール量も設定可能です。
使い勝手ですが、まだ慣れが必要ですね。左クリックはちょうど親指でクリックしやすい位置にあるのですが、ボールを覆うように指を置いているので中指、薬指は右上のボタンが押しやすい位置にあります。
右クリックする時は今はまだ意識して右下のボタンを押しています。慣れれば無意識で押せるようになるだろうとは思っているのですが、場合によっては右上を右クリックに変更する事も有るかも知れません。
これも慣れだと思うのですが、本機の右側面にDPI切り替えボタンが1つあります。
指の置き方によっては意図せずに触れてしまう事がありました。
DPIボタンは400DPI→800DPI→1200DPI→1600DPIと押すたびに切り替わります。
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